鳴子こけしには、多くの魅力があります。
鳴子こけしは手作りの木彫り人形であるため、
それぞれが個性的な表情やポーズを持っています。
また、顔や衣装、髪型などの細かい彫刻技術が施され、
豊かな表情や色彩で彩られていることが特徴的です。
鳴子こけしは、宮城県南部の鳴子温泉郷周辺で作られる伝統工芸品であるため、
その土地ならではの文化や風景が彫刻に取り入れられていることがあります。
鳴子こけしを手にすることで、宮城県の豊かな自然や文化に触れることができるという魅力もあります。
鳴子こけしは、頭を回すと音が鳴ります。
これは、木製の鳴子と呼ばれる小さな球体が頭部の中に入っているためで、
頭を回転させるとキュッ、キュッと音が鳴ります。
音が鳴るこけしで鳴子こけし
と呼ばれています。
鳴子こけしは200年前の文化・文政のころに
東北の山間部に住む人が我が子のために作ったのが
始まりと言われています。
山間部に住む子どもたちの玩具としてこけしは愛されてきました。
そして土産物として作られるようになっていきました。
現在では、鳴子こけしは日本の伝統工芸品として認められており、
地元の職人たちが丁寧に作り続けています。
観光客にはもちろん、内外の美術品愛好家からも
高い評価を受けています。
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最初のブームは昭和初期、こけしが日本の伝統工芸品、美術品として
評価されこけしブームがおきました。
二回目のブームは高度経済成長期1960年代後半に
東北の温泉地に観光客が多く訪れるようになり
土産物のこけしがもてはやされるようになりました。
そして2010年ごろから始まったのが三回目のブームです
若い女性を中心にこけしに魅了された女性は
「こけし女子」と呼ばれれています。
お笑い芸人のたんぽぽの川村エミコさんは
芸能界随一のこけし愛好家としても知られています。
川村エミコさんがこけしに出会ったのは14年ぐらい前
なんと、R荻窪駅前の雑貨屋でした。
そこで「こけし」に一目ぼれしたそうなんです。
こけしは全国にいろんなものがありますが
王道のこけしはやはり「鳴子こけし」だと絶賛しています。
芸能人でいえば吉永小百合さんなんですって!
たんぽぽ・川村エミコさんとTOKYO WONDER TALK!こけし愛好家の川村さん、季節ごとにお気に入りの5本を選んでいるとのこと!#jwave pic.twitter.com/p61nZ7adgd
— J-WAVE SPECIAL PROGRAM (@jwave_2019) May 3, 2021
川村エミコさんはこけし集めの他
世界遺産を研究したり絵本を書くのが
好きだったりします。
村井さんのこけしが好きになったきっかけは
鳴子温泉を訪れたて「鳴子こけし」に
出会った時からでした。
村井美樹さんは女優ですが
漢字に強い高学歴知性派タレントとして
多数のクイズ番組に引っ張りだこ見たいですね。
こけしが好きすぎて今では自分でもこけし
作ってしまうほどなんです。
村井美樹さんといえば「こけし」という風に、らいとにんぐと言えば「マレット」と認知されるまで頑張りたい。 pic.twitter.com/qymbJRwRsn
— 【公式】らいとにんぐ🗾 loves Timpani Mallet👺 (@tokupercussion) February 16, 2021
愛らしいみちのくの女の子の姿をした鳴子こけしは
スッとした立ち姿が凛としています。
こけしを作る職人さんが1つずつ顔を描くので、
1体1体表情が違うのも
愛着がわきます。
こけしファンならずとも手にしてみたい工芸品ですね。